今、世界は多くの動植物の危機、森林の伐採による環境の変化や地球温暖化、オゾン層破壊、環境ホルモン、ダイオキシンや、石綿(アスベスト)被害など様々な環境破壊の問題を抱えています。当保育園では 21 世紀を生きる子どもたちに、自然環境の保護の大切さを伝えて行きたいと考えています。身近な問題としてごみの分別、リサイクル、河川の浄化など環境の意識を持たせるとともに、動物や鳥、昆虫、植物などの生物との共存そして仕組みなど、学習する機会を多くもつよう自然とのかかわりを大切にしてまいります。また、たたずまい保育を通して友達との協調性や、やり遂げた満足感、他を認める心やリズム感など感性を養う保育を進めてまいります。

たたずまい保育

「たたずまい保育」ではこのようなことが育まれます。

① 積極的に身体活動を行い運動機能の発達を目指す。

② 危険なことが分かるとともに安全にあそべるようになる。

① 子ども同士の関わりや友情が芽生える。

② 異年齢の子ども同士のかかわりが持てる。

③ 保育士とのかかわりを持つ

④ 地域の人とのかかわりを持つ

① 自然環境に関心を持つ。
(昆虫の生態、動植物の生態、季節感、天候)

② 社会環境に関心を持つ。
(約束事、決まりごと、公園の清掃)

③ 科学に興味を持つ。
(水、空気、風、光、熱、音、静電気、磁石、氷)

④ 数,量、形、時間、位置の概念を知る。

⑤ 身近な用具の使い方を知る。

① 自分の思ったことを言葉で表現する。

② 人の話を聞く。

③ 図鑑、絵本、童話の内容を理解する。

④ ごっこ遊びの中で日常生活での言葉を使って楽しむ

⑤ 困ったときに保育士に訴えたり、質問をする。

① 身の回りの様々な色、形、手触り、動きに気づいたり楽しんだりする。

② 音楽に親しみ、聞いたり、歌ったり、奏でたり、体を動かしたりして楽しむ。

③ 絵画造形を楽しみ制作したりする。

「たたずまい保育」では年長児鼓笛指導をおこないます。保育の一環として捉えております。個々の状況に対応して無理なく進めてまいります。

運動遊び

乳幼児の運動機能の発達には、適切な刺激を与えることが重要といわれています。その刺激は、「訓練」というより「遊び」という形態になります。当保育園では、今の時期に一番重要と言われる基礎的な運動能力を高める遊びを年間を通して実践しております。そのひとつの例がマラソンです。もちろん個人差がありますので、子どもさん一人ひとりの発達や興味に応じて、達成感を味わえるように取り組んでおります。

◎次のような遊びを年間を通して取り入れております。

〇バランス感覚や逆位感覚(逆さになっても自分の身体を前後左右、上下に動かせる感覚)や回転感覚、位置感覚を培う遊び

マット、鉄棒、跳び箱、自転車(三輪車)、ブランコ、平均台、プール 遊び、泥んこ遊びなど

〇物や人の動く方向やスピードを予測し、自分の身体をそれに対応させる 能力を培う遊び

鬼ごっこ、ボール、縄跳び、フープなど

〇スピードやリズムをコントロールする能力を培う遊び

かけっこ、鬼ごっこ、縄跳び、ブランコなど

ボール、縄跳び、フープなど

◎保育園園庭、犬久保公園など広い場所で運動遊具を使ってあそびます。

◎3歳クラス、4歳クラス、5歳クラスは湘南台公園や、芋ほりなどの収穫場所に徒歩で移動することにより、足腰の発達を促します。

食事と離乳食

1.食事は保育の柱です(食 育)

最近のご家庭での食事は、手軽で簡単な揚げ物や炒め物、また、冷凍食品などが多く、生活習慣病の予備軍である高脂血症児が増えているといわれ、昨今は一汁二菜を基本とした和食が見直されています。
当保育園では開園以来、煮物、和え物などの和食を中心とした独自の献立を作成し、栄養バランスの取れた食事を提供しております。

2、おやつには当保育園で作られる「自家製のヨーグルト」を食べています。

基本的には、季節のある果物や、無添加のお菓子、組み合わせにより缶詰のパイナップルなど工夫を凝らしたメニューを提供しております。このようなおやつにもヨーグルトを適宜加えています。

カルシウムを多く含む食品を摂りましょう

わかめ、ひじき、昆布、海苔などの海藻類、小魚(いりこ)、納豆、煮豆、豆腐などの食品を給食や午後のおやつに摂り入れています。
また、2 歳以上の子どもさんたちには、普段より噛み応えのある「するめ」など取り入れることも大切です。

伝統行事

自然の中に四季を感じることのできる伝統行事を大切にしています。伝統行事が昔から続いてきたのは、良いものであり、意味のあることだからです。七五三を行う意味やもちつきをする意味…意味を知って、自分たちで体験してほしい。そして、大人になった時、日本の文化を次の世代にまた伝えて行ってほしいと願います。

亀井野保育園ではいろいろな日本の伝統行事を保育に取り入れています。

継続的に発展していく遊び

子どもは経験や遊びを通して、様々なことを感じて学んでいきます。子どもにとって遊びが一時的な楽しみを得るだけではなく、生活の中で続いていく営みを体感できるように保育を展開しています。